中高年が転職をする場合、履歴書や職務経歴書の書き方には気を使います。なぜなら中高年には年齢相応の経験が求められており、即戦力が求められているからです。つまり履歴書、職務経歴書がきちんと書けない人にはチャンスはめぐってこない、とまで考えたほうがいいでしょう。履歴書や職務経歴書は自分をアピールするツールですが、それ以上に中高年のこれまでの実力を見せにはまずはこれしかないからです。面接できちんと、というのは甘いでしょう。面接に行く前に不採用になる確率は高いのですから。
中高年の転職は2通りの考え方があると思います。一つは残された人生で収入は減っても自分の夢を実現させる転職。もう一つはあくまでも収入を維持しながら、定年まで働き続ける転職。価値観や自分が置かれている問題なのでどちらがいいとは言えませんが、いずれにしても環境はがらっと変ることは間違いありません。そうした場合、やはり家族の応援は絶対的に必要です。例えば中々次の仕事が決まらず、結局、かなり条件が悪くても妥協せざるを得ない、といった転職前までには考えもしなかった事態になるかもしれません。しかし、そういうリスクを犯してでも転職をせざるを得ない状況があるのが、今の日本の中高年かもしれません。
転職に成功する、ということは世代を超えての希望です。人間には年齢という誰にでも公平に与えられた生物的な原理があります。しかし、この原理は中高年が転職を考えるとき、大きな壁になります。ではこの壁を打ち砕くことができるのはどのような条件のときでしょうか。それはやはり、「自分に売り物がある」状況でしょう。つまり、ある程度の高度な専門的な知識と経験は絶対的に必要です。また健康であることも必須です。さらに過去の実績があればかなり有利になります。ですから将来、転職を考えているのであれば、日常的にこれらの実績を積み上げる努力は必要です。
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